インタビュー
現地の人の英語が速すぎて全く分からなかった。
岡田政喜氏
2020年10月20日 245ページビュー 3カ月以内 アメリカ合衆国「なぜ海外に行こうと思ったのですか?またその経緯は?」
父は外資系企業(日本法人)に就職して現在も同じ企業に勤めています。本社はサンフランシスコにあります。その本社にて新製品のトレーニングと日本市場でのビジネス展開を討議することが目的で渡航しました。
「海外へ行く前の準備で苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
当時、会社内に渡航した人がほとんどいなかった為、何が必要かわからず空港での手続きや持ち物等、基本的なことを本社担当者(米国人)にEメールを通してアドバイスをもらいました。
「滞在中に苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
- 空港の入国検査で英語での回答がうまくできず、別室に連れていかれたことです。その時は細かいことに筆談を交えて質疑応答しました。
- 現地でのレンタカーを使用したときに左ハンドルと右側通行に相当手間取ったことです。
- マクドナルドで注文をしたが英語が通じなかったようで別の商品が来たことです。
- 工夫したことは、本社担当者に現地の情報や作法などを教えてもらったことです。
「渡航前に不安だったことは?また実際に行ったらどうでしたか?」
英会話、特にヒヤリングが心配でした。そして、実際に英語で苦労しました。現地の人の英会話のスピードが速すぎて何もわかりませんでした。
「渡航して得たものは何ですか?」
異文化に実際に触れてみて、思っていたより感覚的に違うことがわかりました。また、米国の友人ができて今でも交流があります。他言語を理解する耳に何かしらのコツがあることを感じて、それ感覚をもとにその後英語を勉強しました。
「海外渡航が帰国後のキャリアや人生にどう影響しましたか?」
まず、ビジネス英語を習得しました。そして外資系企業からoffer(ヘッドハンティング)があり、キャリアアップできました。また、北米、EU、アジア地域、どこへ行っても自信をもって現地の方々と交渉できるようになりました。
「今後留学を目指す学生へアドバイスをください」
自分自身は、就職する前に海外留学をしておけばよかったと思いました。最初から上手くいかないことが当たり前だと思って機会があればどんどん海外に出て、様々な人種・異文化と交流して成長してもらいたいです。
インタビューアーからのコメント
「印象に残った言葉」
現地の人の英語が速すぎて全く分からなかったと話していたことです。私は私の父が家の中で海外の人と電話をする光景を何回も見ていて、流暢に英語を話している印象があったのですが、初めのころは今の私のようにかなり苦労していたのだと知ることができました。その言葉を聞いていい意味で安心することができました。
「お話を聞いて、感じたこと、学んだこと」
私たちは昔と違いとても恵まれていて海外に行きやすく、またその機会も多いです。そのことを普段の生活からは感じることはできませんが、これを機に様々なことに感謝しなければいけないなと思いました。せっかく機会があるのならばぜひ留学に行きたいです。
インタビューアー:岡田一真(国際学部 国際地域学科 国際地域専攻 1学年)