留学のすすめ.jp

Invitation to Study Abroad

Disseminating the Impact of Study Abroad
Inter-generational Knowledge Transfer

インタビュー

自分が学ぶ人が良い方向の道を教える人なのか、悪い道を教える人なのか分別する力を身に付けよ。

花村駿太郎氏

2020年10月20日  25ページビュー
6カ月以上   語学学校   韓国  

 

「なぜ留学しようと思ったのですか?留学にいたる経緯は?」

内閣府国際交流事業の副代表を務め、その派遣先が韓国だったんだ。その取り組みで出来た人脈などの繋がりをより深め、経験値を増やしていきたいと思って留学を決意したんだ。そして何より韓国人の人柄が温かく、その場に飛び込んで自分を内面的に成長させたかったことが大きかったね。

 

「留学準備で苦労したこと、工夫したことは何ですか?」

留学準備で苦労したことは、韓国へ出発するまでの日本での計画だったよ。自分が立てた計画通りにしか行動できないからね。日本でも受けられる授業を韓国で受けても仕方ない。日本でしか受けられなくて韓国では受けられない授業は何なのか。また逆に韓国でしか受けられなくて日本では受けられない授業は何なのか、考えて日本での授業の履修の仕方を考えるのが大変だったよ。

 

「留学中に苦労したこと、工夫したことは何ですか?」

留学中に苦労したことは、やはり意思疏通の部分かな。留学当初はまだ韓国語も片言だったから、友達同士のコミュニケーションや自分の意見を伝えたいときには苦労したね。だから、話すときジェスチャーを使うようにしたよ。手や表情を使って表現して相手に伝えやすくしていたね。それから、毎日小さいノートとペンを持ち歩いて、知らない言葉や表現の仕方を気づいたらメモするようにしたね。やはり異文化だから、表情を1つ違うだけで伝わりかたが違うんだ。メモをとることによって、自分に何が足りていないのか研究することを徹底していたね。

 

「留学前に不安だったことは?また、実際に留学に行ったら、どうでしたか?」

留学前に不安だったことは、向こうでの生活かな。食べ物も正直言って日本と比べたら不衛生だし、トイレが詰まりやすいからトイレットペーパー流せないし、少し潔癖症だった自分にとってはかなり不安だったかな。でも足を踏み入れてみたら、お腹を壊すこともなかったし、トイレの使い方もすぐに慣れたよ。それからは日本では味わえないような味や料理を楽しむことが出来たよ。

 

「留学で得たものは何ですか?」

この留学で、人間性が磨かれたと思う。これは僕にとって一番の財産だね。全く知らない地に飛び出して、誰も知人がいないところに飛び込んで不安だった僕を韓国の人達が温かく迎えてくれたことを通して、愛を感じたね。留学行く前までは、どちらかと言うと自分中心な方であったから、あのときの留学を通して初めて自分の行動を反省したね。それから、人に対して愛情ある振る舞いを心がけるようにしたんだ。だからこうしてインタビューを受ているんだよ。

 

「留学が帰国後のキャリアや人生にどう影響しましたか?」

韓国の留学で、たくさんのプレゼンする機会やリーダーとして動けるチャンスをいただいてね、プレゼン能力やリーダーシップが培われたよ。そこで手に入れたキャリアを帰国後も活かそうと、学生団体を立ち上げたり、大学とTEDのコラボ企画のイベントでスピーチをしたり、内閣府国際交流事業の副代表として当時皇太子だった徳仁様に一対一で対話する時間をもうけていただき、活動報告をしたりもしたよ。

それまで自ら動くことが出来なかった僕からしたら、留学中に身に着けることが出来たキャリアによって自分の視野や可能性が広がったよ。僕たちには無限の可能性が秘められているということを肌で実感できたね。留学での経験が、今やっている学生キャリア支援の仕事で大きく活きているよ。

 

「今後留学を目指す学生へアドバイスをください」

もし留学行くときが決まったら、その時は感謝の気持ちを忘れないで欲しいね。

誰のおかげで行けるようになったのか、考えて欲しい。留学というのは決して自分だけの力で行けるものではない。そこには親を始め、学校の職員、現地の人など多くの人の協力によって行けるものなんだ。だから留学先でもその感謝の気持ちを忘れず、1日1日を貴重に思って過ごしてもらいたいね。そしたら自然と充実した留学になると思う。

インタビュー実施日:2019/07/28

インタビューアーからのコメント

【インタビュー後の感想】
インタビューは相手の考えを深く知れる最大のチャンスだと思った。相手が軸にしている信念、考え方、性格全てを把握できた。そして人の話を聞くという楽しさを知れた。自分の意見を主張することが多い僕の性格なので、この発見は実に大きいものであった。インタビューをする仕事に就くのもありなのではないかと思った。
【印象に残った言葉】
考えが大事。人は自分が考えたこと以上のことは出来ない。その考えの質を上げるには自分より優れた人に学ばなければいけない。その中でも誰に学ぶかが大事。誰に学ぶかによって将来の自分を決定する。自分が学ぶ人が良い方向の道を教える人なのか、悪い道を教える人なのか分別する力を身に付けよ。

「お話を聞いて、感じたこと、学んだこと」
今回インタビューした先輩は、留学の目的がはっきりしていて話を聞いていて楽しかったし学びにもなった。二回ほどの授業を受けた気分になった。
 花村さんの留学を通して大切にしていたことは、感謝の気持ちであった。これは今まで聞いてきたゲストスピーカーの人とはまた別の視点である且つ深いと思った。感謝の気持ちは、留学だけでなくその他どんな活動でも絶対に忘れてはいけないものであると感極まった。
このインタビューを通して、日頃自分が生活出来ていること、学校に通えていること、生きていられること、これは全て自分だけの力ではなく多くの人達の協力があって出来ていることなのだと思った。今、自分の当たり前のこと全てに感謝したいと思った。

インタビューアー:太田秀藏(経営学部 経営学科 3学年)
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