インタビュー
日本を外から見られるようになる
小村繭子氏
2018年12月13日 564ページビュー ニュージーランド 語学学校「なぜ留学しようと思ったのですか?留学にいたる経緯は?」
母親は、高校時代英語コースだったのですが、全く英語と関係のない分野で自宅から通える短大に進学したそうです。そのため、英語の勉強をするためにニュージーランドに行きました。
「留学準備で苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
準備や手続きでは特に困ったことは無かったです。工夫したことは、日本のことを事前に調べてから行きました。例えば、姫路城等の日本建築の写真を持っていきました。
「留学中に苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
苦労したことは、街並みが似ていて道に迷うことがありました。ホームステイ先でご飯を作って振る舞うことがあったのですが、現地の人たちの口に合うような味付けをするのに困りました。
「留学前に不安だったことは?また、実際に留学に行ったら、どうでしたか?」
不安だったことは、水不足の地域があったので大丈夫かなと心配していたのですが、大丈夫でした。後は紫外線が強いのが不安でした。
「留学で得たものは何ですか?」
外国人の知り合いができました。いろんな文化を受け入れる柔軟な考えを持てるようになれました。英語をもっと学びたくなりました。
「留学が帰国後のキャリアや人生にどう影響しましたか?」
その後時間は経ってからですが、子供の英語教室の先生をすることになりました。今は7年目です。
「今後留学を目指す学生へアドバイスをください」
在学期間は時間がたくさんあるので、是非現地に行って英語や文化を学んでほしいです。仕事に就くと中々時間が取れないから、今のタイミングで行くべきだと思います。自分の国の見方が変わります。外から日本を見ることにより、より日本のことが分かり、これからの人生で大きな影響を与えると思います。 難しく考えずに、自分を見つめ直すいい機会にもなるのでぜひ挑戦してほしいです。
インタビュー実施日:2018/07/26
インタビューアーからのコメント
「印象に残った言葉」
印象に残った言葉は、「日本を外から見られるようになる」です。授業中に自分の意見を積極的に述べるなど、自分の考え方が持てるようになります。このことについては、留学のすすめの授業でもゲストスピーカーの方言われており、説得力がありましたし、印象にも残りました。 それと、「時間がある今だから行ってほしい」という言葉も印象にのこりました。大学生活の四年間はあっという間だと思います。社会人になった場合と比べても、今の方が自分のために使える時間がたくさんあります。そのため、今の時間を有効に使う一つの手段として、留学に行くべきだと思いました。
「お話を聞いて、感じたこと、学んだこと」
母親が、ホームステイでニュージーランドに行ったことにより、未だにそこの方と繋がりがあります。僕も小学生の頃に2回その家族のところに行ったことがあります。それぞれ3週間くらいと1週間くらい行きました。日本と違った環境で楽しかったです。なんと言っても敷地の広さ。それに羊や動物がたくさんいる。日本にはこういう家庭はほぼないと思います。ニュージーランドは街から離れると、こういう家が多くでびっくりでした。牛や羊豚や鶏等色んな動物が飼われています。それをまた業者に頼んで加工してもらい、自分の家で食べる感じです。こんな経験をできたのも母親がホームステイに行ったおかけです。そこの家の方もとてもいい方々でした。今大人になってまた海外に行くと、また違った刺激を受けられるのではないかなと思います。もちろん差別とかにも小学生の頃よりは敏感になってしまっているかもしれません。あの頃より客観的に物事を見られるようになっているので、来年の春頃に行きたいと思っています。母親が言っていたことも、留学のすすめのゲストスピーカーの方が言っていたことも似ているところがありました。留学がきっかけで自分の親も今の仕事に繋がっていますし、大きな影響があったのだと感じました。それに、海外に行ったことをじっくりと聞くことが今まで無かったので、とてもいい機会になったと思います。自分も行きたい国がたくさんあります。在学期間中に全部行けるかわかりませんが、4年間の間に色々周りたいと思います。TOEIC等の試験を受けたことがないので、まずは受けようと思います。この夏休みもたくさん時間があるので、英語を勉強して少しでも語学力をあげられるような有意義な夏休みにしたいと思います。留学のすすめという講義を受講して、ほんとに自分の為になりました。
インタビューアー:小村 天 (2部社会学部社会福祉学科1学年)