インタビュー
チャレンジしたいと言う気持ちを持つこと
篠塚 由香氏
2018年12月13日 293ページビュー 6カ月以上 オーストラリア 語学学校「なぜ留学しようと思ったのですか?留学にいたる経緯は?」
自分の英語力を試してみたかったから。異文化交流がしたい。今自分が置かれている狭い範囲だけでなく世界を広げていかないと一度しかない人生後悔すると思い留学を考えた。
「留学準備で苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
机上の学習では通用しないことが分かったのでコミニュケーションだけでなく必要最低限の英会話を勉強することが苦労した。文法とは少し表現が違かったり、また会話中それを考える余裕など無いと思い洋画などをみてひたすら耳をならした。
「留学中に苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
日本では英語の成績がよかったので、英語力を試したいなどと大きな目標をカかかげ出発したが、やはり机上の学習は、3割程度、その他必要だったのは違っていても恥ずかしくないと思う気持ち、そして心から伝えていと思う事、自然と出るジェスチャーと成立していない文法で相手は何とか理解してくれようと努力した。
「留学前に不安だったことは?また、実際に留学に行ったら、どうでしたか?」
ホームシックになることが不安だった。母は家族が好きだったため長期間離れたことがなく留学前は期待しかなかったが、留学決定直後から不安がおしよせてきた。実際ホームステイが始まり、何度も家に帰りたくなった。そんなときホストシスターが母を近くの公園に連れて行ってくれ自分の学校の話や友達の話をたくさんしてくれたそうだ。その時母も学校のことや友達、そして家族の話をたどたどしい英語でたくさんしたそうだ。その時母はホストシスターが母の英語を理解してくれようと頑張っている姿を見て母はホストシスターと仲のよい友達になれる気がしてホームシックはなくなったそうだ。当時を振り返るとあの時ホストシスターのやさしさや思いやりの行動が自分を大きく変化させ、相手を思うことの大切さを学ばせてくれたと感謝している
「留学で得たものは何ですか?」
積極性。日本に帰ってきて、以前まであった人見知りが徐々に薄れていき、人前で自分の意見を発言することにためらいがなくなった。また、街で困っている人や外国人を見つけたら積極的に声をかけられるようになった。
「留学が帰国後のキャリアや人生にどう影響しましたか?」
英語が不得意でも気持ちは通じる。伝えようとする気持ちを持つことで、相手も理解しようと強く思ってくれる。そしてなによりも未完成な英語で話す勇気ができた。言葉が通じていても気持ちが伝わらないことがあるが、言葉が通じない分、気持ちを前面に出せば思いは伝わる。この経験が今、社会での自分の土台となり、自信に繋がっている。
「今後留学を目指す学生へアドバイスをください」
月並みですが、恐れない気持ち、そしてチャレンジしたいと言う気持ちを持つこと。言い訳にはしたくないのですが、社会に出ると少しずつ制限されてしまうのが現実。今大学生、自分と向き合える時間をもつことができる時です。私は留学経験が私の人間形成の大きな転機になったと思っています。私と同じような経験を多くの学生にしてもらいたいと思う。なぜなら私がこんなにも充実した人生を送っているから。
インタビューアーからのコメント
「印象に残った言葉」
チャレンジしたいと言う気持ちを持つこと。自分はやりたいことができたとしても自信がなく諦めたりする場面か多々あった。しかし今回母の話を聞いて留学のこともそうですが、大学生活のこと、ボランティアなど様々な活動、やりたいと思ったことに率先してチャレンジ時していきたいと思った。
「お話を聞いて、感じたこと、学んだこと」
留学すると考え方や価値観が変わると言うが今回母の話を聞いて本当にそうなんだなと感じた。また、私は英語を勉強することが大の苦手なのだが、母の話を聞いて英語を勉強してても会話することが難しいと言うことは、自分がもしこのまま留学をしたら何も話せないと危機感を感じたのでこれから英語の勉強を今まで以上に頑張りたいと思った。
インタビューアー:篠塚佐和 (国際学部国際地域学科1年)