留学のすすめ.jp

Invitation to Study Abroad

Disseminating the Impact of Study Abroad
Inter-generational Knowledge Transfer

インタビュー

グローバル社会を生き抜く生徒の育成

山田 眞実氏

2017年1月31日  454ページビュー
アメリカ合衆国   大学  

[インタビューゲスト] 山田 眞実さん


(私)ーどうして留学をしたのか、また留学先での経験を教えてください。

もともと英語が好きだったので大学では外国語学部に入り英語をたくさん勉強しました。自分の実力を試したいという思いと、さらに実力をつけるためにアメリカへの留学をしました。アメリカの大学で実際に授業に参加したのですが、自分の英語が全然伝わらないという現実を思い知らされました。私は日本の大学でしっかり勉強したつもりだったのでショックを受けました。そして、私の英語がなぜ通じないのか考えました。その答えは、正しい発音・正しい文法を意識しすぎていたということでした。実際、教室には私の他にもたくさんの留学生がたくさんいましたが、彼らは正しさにとらわれず、とにかく自分の言いたいことを伝えることができるというコミュニケーション能力があることに気がつきました。つまり、英語は世界語なんだということを改めて感じることもできました。


(私)—教師になった理由と現在の日本の教育についての考えを教えてください。
大学生の時に、学校のプログラムであった翻訳と教育のインターンシップをやっていました。翻訳は文法や専門用語が重視されるのに対し、私には留学した際に感じた思いがあったので、教師になって子供達に世界に通用するコミュニケーション力を伝えたいと思い教師になることに決めました。教育実習で中学校に行ったときのことは印象に残っています。私の中学校の時もそうだったのですが、中学校の授業では机上のみの勉強で、音読をする際も声が小さかったのです。このようにノートをとるのみの授業では私と同じように海外に出た時に衝撃を受けるだろうと思いました。この現状を変えるためにグローバル教育を促進し、海外に目を向け、アウトプットのできるコミュニケーション能力のある生徒を育てられたらと思っています。

インタビューアーからのコメント

◦印象に残った世界とつながるキーワード
 ・英語は世界共通語!
 ・正しい発音・文法にとらわれすぎない。

◦お話を聞いて、感じたこと、学んだこと
 ・大学で一生懸命勉強していた山田先生でさえ実際海外に行ってみるとコミュニケーションをとるのが難しかったというお話を聞いて驚きました。日本では確かに机に向かう授業が多いのでこれから改善していかなきゃいけないんだなぁと思いました。山田先生の授業はディスカッションが多かったので先生自身の経験を生かしていたということを知れてよかったです。私も留学に行って世界に通用するコミュニケーション力をつけたいです。

インタビューアー:野路依久未(東洋大学1年)
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