留学のすすめ.jp

Invitation to Study Abroad

Disseminating the Impact of Study Abroad
Inter-generational Knowledge Transfer

インタビュー

先ずは飛び込む事が大切。

大野雛子氏

2020年10月20日  43ページビュー
6カ月以上   フィリピン   語学学校  

 

「なぜ留学しようと思ったのですか?留学にいたる経緯は?」

1年生の夏休みに、東洋大学の短期海外研修(Diversity Voyage)を通して、フィリピンのスラム街などを見学して貧困問題を知りました。帰国後、自分に何かできることはないかと考え、長期休暇中には、国際地域学部の先生の紹介でレイテ島の被災地支援活動などにも参加しました。何度かフィリピンに足を運ぶ中で、フィリピン最大のNGOであるGawad Kalinga(以下:GK)の存在を知りました。2年生の夏休みの終わりにトビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラムの4期生に応募し、今までのフィールドワークで目にしてきた貧困を解消するために、GKでソーシャルビジネスを学びたいという明確な想いを伝えた結果、トビタテ4期生として選ばれ、留学が決まりました。

 

「留学準備で苦労したこと、工夫したことは何ですか?」

採用通知から出発までの期間が短かったので、とにかく手続きに追われる日々でした。採用が決まってからは、とにかく周りの人達に沢山話を聞きました。現地に行った経験のある方や大学の教授に、留学先でどのような学びを得るべきかを聞きました。その結果、自然と留学中の目標設定をすることが出来たり、現実的に留学生活をイメージすることができました。

 

「留学中に苦労したこと、工夫したことは何ですか?」

マニラに着いてから最初の数ヶ月間は、とにかく辛かったです。インターン生の中で日本人が私1人しかいなくて、9割がフランス人でした。基本的に、インターン生はインターン生だけで会議をしたり、活動方針を決めていくのですが、フランス訛りのある英語が全然聞き取れず、会議に出てもみんな何を言っているのか全然分かりませんでした。とにかく積極的にコミュニケーションを取ったり、英語の勉強を改めてし直しました。そうしている内に自然とフランス訛りの英語にも慣れてきて、みんなとの会話もスムーズにできるようになりました。

 

「留学前に不安だったことは?また、実際に留学に行ったら、どうでしたか?」

初めは、大学を1年間休学して海外へ行く事への精神的な不安が大きかったです。ただ心のどこかで自分ならどうにかなるとも思っていました。実際にはフィリピン行きの飛行機で吐きましたが(笑)実際に留学が始まってみると、毎日が忙しくとても充実していたので、不安よりもドキドキ・ワクワクといった感じでした。留学中には、自分の限界が分からず自己管理能力の無さから、入院したこともありました。この経験から、長期間何かを頑張りを続けるにはある程度息抜きが必要だと言うことを実感しました。

 

「留学で得たものは何ですか?」

飛び込んでみる勇気です。留学先に行くと、自分が思うように行かないときや実力が通用しない時があると思います。そんな時にそこから逃げるのではなく、少し無理をしてでも、輪に飛び込んで主体的に取り組むことが大切だと感じました。また人と譲り合う事も学びました。多様性を認め合い、共存して生きていく為に、お互いのどんな所を譲り合えるのかについても考えるキッカケになりました。

 

「留学が帰国後のキャリアや人生にどう影響しましたか?」

今、まさにフィリピンで外資系の社会起業系の会社で仕事をしているので、めちゃくちゃダイレクトに影響しています。フィリピン留学での色んな苦難を乗り越えた経験が今の私の自信に繋がっていると思います。また、帰国後には大学で学長賞を頂くなど周りからの評価もさらなる自信になりました。海外留学経験で得た私の自信は、これからの人生の支えになると思っています。留学したあの時が一番良かったとは思いたくありません。留学はあくまでもスタート地点です。留学の日々を振り返る事で、今の自分がどこまで進んでいるかを確認する事が出来ます。

 

「今後留学を目指す学生へアドバイスをください」

一番伝えたい事は留学をする事でマイナスになる事は基本的には無いです。きっと新しい世界や環境に飛び込むときに色々不安になると思います。けれど、それが飛び込まない理由はならないと思います。特にトビタテのような留学では、本当に沢山の方がサポートをしてくれています。たとえ大きな失敗や挫折を経験しても、何も失うことはありません。社会人なると、会社の利益や社会に対する色んな責任が一気に出てきます。学生の今、自分の信じるものや心のワクワクに従って、沢山行動して沢山失敗してください。そうすれば、きっとこれから始まる留学が人生の支えになると思います。

 

 

インタビュー実施日:2019/06/27

インタビューアーからのコメント

「印象に残った言葉」
先ずは飛び込む事が大切。

「お話を聞いて、感じたこと、学んだこと」
僕自身も雛子さんと出会ったことをキッカケにトビタテ留学ジャパンでのスポーツ留学を決めました。今回久しぶりにお話しすることが出来て、改めて雛子さんと東洋大学で出会うことが出来て良かったと思いました。
僕自身も、まだまだ自分のやりたい事に挑戦し続けて、沢山失敗して成長したいと思います。そして雛子さんが自分にチャンスをくれた様に、自分も留学の可能性を1人でも多くの学生に伝えていきたいと思います。

インタビューアー:小山滉平(文学部 英米文学科 3学年)
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