留学のすすめ.jp

Invitation to Study Abroad

Disseminating the Impact of Study Abroad
Inter-generational Knowledge Transfer

インタビュー

留学が一大決心というよりもっとハードルが低かった。

奥田 夏音氏

2018年2月20日  62ページビュー
6カ月以上   オーストラリア   語学学校  

「なぜ留学しようと思ったのですか?留学にいたる経緯は?」
外国語大学の授業だけでは実践力、英語力は身につかないと考えたこと、学費が安かったので渡航費用や留学費用を出す余裕があったことが理由。
外国語大だったからこそ、周囲も留学やワーホリを考える学生が多く、自然と海外志向になっていたのもあった。留学が一大決心というよりもっとハードルが低かった。
 
「留学準備で苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
ビザが渡航に間に合うかどうかというところだったのが一番ハラハラした。エージェントの人にも手伝ってもらいながら、自分で手続きをしたり、催促したりっていうのは、工夫ではないが、留学するという実感があってよかった。
 
「留学中に苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
一番苦労したのは「Rの発音」。それ以外苦労だと思ったことはあまりなかった。シェアハウスに住んでいたので、他国の人の感覚とのギャップで自分の物(特に食べ物)の管理は難しかった(バターを勝手に使われたりとか)。毎日を過ごす中での工夫としては、とにかく外出すること。コミュニケーションをとること。顔がアジア人なので相手も注意深く聞いてくれたし、ゆっくりめに話してくれた。語学学校で話される英語が分かりやすいのはいわば当然だからとにかくカフェや服屋さんや、街に出かけるようにしていた。
 
「留学前に不安だったことは?また、実際に留学に行ったら、どうでしたか?」
ちゃんと生活できるのか不安だった。自分に風土が合っていたのか、杞憂だった。億劫にならずに飛び込んでいったことで、聞き取ることも話すことも比較的早く慣れたと思う。
 
「留学で得たものは何ですか?」
英語の基礎力。帰国すれば使わなくなるので少しずつスキルは下がるが、基礎から組み立てて土台を作れたので、全くできなくなることはない。
それから、語学学校だったこともあって、友達がかなり多国籍になった。ヨーロッパ、アジア、南アメリカなど、それぞれの民族性や国民性も垣間見えて、自身の考え方も変わったし、物の見方も多角的になったと思う。
彼女ならどう言うかな、彼ならどう思うかな、自分で考え方に選択肢を設けることができるようになった。
 
「留学が帰国後のキャリアや人生にどう影響しましたか?」
キャリアに関しては影響したか明確には現時点ではわからないが、人生には大きく影響したと思う。今後海外で暮らすのもアリかも、と思えるだけで、生き方を考えるときに可能性が広がる。1年でも海外で暮らすことで、自分自身の新しい可能性に気付けたり、可能性を生み出せたりすると思う。
 
「今後留学を目指す学生へアドバイスをください」
自分は英語が喋れないからとか、英語力は留学に行かない理由にはなりません。話さなければ生きていけないから、行ってしまえば嫌でも話せるようになります。
語学だけじゃなくて、考え方にも生き方にも可能性が生まれるし、自分自身と真剣に向き合うこともできます。絶対に一生ものの経験になるので、もし悩んでいるなら行ってしますべき!
都市だけは丁寧に、自分が楽しんで生活できそうと思えるところを選んでください。理由はなんだっていいので!

インタビュー実施日:2017/07/09

インタビューアーからのコメント

「印象に残った言葉」
「留学が一大決心というよりもっとハードルが低かった。」
「考え方に選択肢を設けることができるようになった。」

「お話を聞いて、感じたこと、学んだこと」
普段から、私には思いつかない意見をくれたりするのでそこがとても魅力に感じていたので、「留学」という経験からそういった「多角的な考え方」ができるようになるというのが私にはとても魅力的に感じました。また「留学が一大決心よりもっとハードルが低かった。」という言葉は、以前ゲストスピーカーの方の中にも同じことを言っていた方がいたので、やはり自分でハードルをあげたりはせず飛び込んでしまうことは大切なことだと思いました。
ネイティブの方も注意深く聞いてくれたり、ゆっくりめに話してくれたというエピソードから、あんまりネイティブの方を恐れる必要は無いように感じました。英語が流暢に話せないことへの不安で「留学に行かない」という選択はしたくないなと思いました。

インタビューアー:穂積 果歩(東洋大学)