留学のすすめ.jp

Invitation to Study Abroad

Disseminating the Impact of Study Abroad
Inter-generational Knowledge Transfer

インタビュー

ただ語学力の向上のためではなく こういうものを学びたいという目的を持って行くべきだ。

窪田 佳寛氏

2018年2月20日  85ページビュー

「なぜ留学しようと思ったのですか?留学にいたる経緯は?」

アメリカのシラキュース大学で屋内環境の悪化が人の歩行とどのように関係があるのか工学的に調べるプロジェクトがあり,当時の指導教員から参加を勧められたことがきっかけ.
人の行動が空気など流体に及ぼす影響に興味があり,留学を決意。
 
「留学準備で苦労したこと、工夫したことは何ですか?」

ニューヨーク州のシラキュースという日本人が余り多く住んでおらず,行ったこともない土地でどこに住むかということと現地の情報収集に苦労した.
最終的に現地の人に相談し最初の2週間ほどホームステイをした。その後アパートに引っ越しをした.

またもう一つ苦労したことはありきたりかもしれないがビザの発行。
ちょうど留学に行ったのが2005年。
はじめての留学ということもあるが,2001年におきた9.11の影響あり,しらない(わからない)ことだらけだった.
 

「留学中に苦労したこと、工夫したことは何ですか?」

今回のプロジェクトでアメリカへいく前に学生時代1ヶ月ほど台湾に交換留学をしていた。
ただこう言ってはいけないが交換留学の立場はあくまでお客さんだった。
だがいざ行くとそういう立場ではなく1人の学生として見られるので
自分で何かしなければいけなかった。
また言われたことをやっても目標には届かないと思ったのでそれ以上の努力を心がけた。
留学中だけでなく,今でも気をつけていることだが,わかった「ふり」をしない.わからないことはわからないとはっきり伝え,内容の確認を行うように工夫した.

 
「留学前に不安だったことは?また、実際に留学に行ったら、どうでしたか?」

上記に書いてあるように学生時代1ヶ月ほど台湾に交換留学をしていたのでとくにそんなに抵抗はなかった。
だが日本との生活スタイルの差に衝撃を受けた。
勉強の面でも参考になることはたくさんあった。
また様々な国や地域からの留学生がいたため,物事に対する考え方やライフスタイルを感じることが出来た。
 
「留学で得たものは何ですか?」

留学で様々なものを得たが特に大きいのは人とのつながりである。
留学先で出会った仲間とは今も10年以上たった今でも交流が続いている。
今は忙しく、あったりはしていないがメールで
今何をしているかのどのやりとりをしていた。
 
「留学が帰国後のキャリアや人生にどう影響しましたか?」

今この仕事に就いているのは留学があったからだ。
留学を通じて自分の目で見てみることが大切だと思った。
またアメリカで生活をしたことで世界中どこでも生活ができる自信がついた。
 
「今後留学を目指す学生へアドバイスをください」

留学というものはあこがれるものでもなく特別なことではない。
日本じゃない場所で勉強するだけ。
自分が行きたいと動き出す勇気やきっかけがあれば簡単にいける。
だがそれに先立っての費用もかかるから一概に行けばいいと軽くはいえない。
ただ得るものはかなりのものだ。
留学は留めて学ぶと書くが,語学力の向上のためではなく、こういうものを学びたいという目的を持って行くべきだ。

インタビュー実施日:2017/07/14

インタビューアーからのコメント

「印象に残った言葉」
留学をする学生ならただ語学力の向上のためではなく
こういうものを学びたいという目的を持って行くべきだ。
という言葉が印象に残った。
確かに留学でもそれぞれの目的には違いがあると思う。
自身の語学のスキルアップはもちろんのこと理系の多くはプロジェクトに参加をして
キャリアを上げていくのだ。
私も残りの学生生活の中でどのようにして留学をいつの経験として生かせるかを考えていきたい。

「お話を聞いて、感じたこと、学んだこと」
個人的な意見だが先生が留学の経験のインタビューについて
話している内容はマイナスな意見はあまりなくプラスな意見が多かったような気がした。
今この仕事に就いているのは留学があったから。という言葉にもそれがうかがえる。
つまり留学をするのは単なる経験ではなく人生の中の大きなターニングポイントとなっているのだと感じた。
日本はますますグローバルになっていくだろう。
その時代を生き抜くためには留学経験が必要であると私は思う。
今回の留学のすすめの講義を取る以前からTGLに参加したりと目は多少向けていたが
今では本格的に留学について考えていきたいと思っている。
そして卒業をするとき留学をしてよかったと思えるようにしたい。

インタビューアー:大録 建司(東洋大学)