インタビュー
外国人雇用を通じて、世界一幸せな多文化共生社会を創る!!
井出 匡亮氏
2015年9月23日 347ページビュー 1年以上 アメリカ合衆国 大学<インタビューゲスト> 井出 匡亮 (株式会社グローバルパワー)
学生時代の留学経験を通じて、現在外国人雇用に関わる仕事をなさっている井出匡亮さんに留学経験についてお話を伺いました。
(前田)__留学をされたきっかけは何だったのですか?
(井出さん)_大学時代英語コミュニティー学科に所属していたのですが、それほど英語も話せず、1、2年の間はバイトや遊びばかりで勉強は二の次となってしまっていて
そんな自分に喝を入れるため、そして自分の英語力を高めるために留学を決意しました。
(前田)_どちらに留学されたのですか?
(井出さん)_大学時代にアメリカのサウスダコタ州という場所に留学しました。サウスダコタはアメリカの上部に位置し、最も寒い12月1月には-25℃にもなります。
本来はイギリスに行きたかったのですが、テストの点数が足りなかったために断念しました、、、。
(前田)留学先で最も印象深い出来事は何ですか?
(井出さん)外国人に対する対応の違いに戸惑いました。日本と違ってアメリカには外国人を見下すような傾向があり自分自身どのような対応をとったら良いかがわからず困ったということが印象に残っています。
その自身の体験があり帰国後日本にいる外国人はどんなことで困っているのかということを考え大きくは部屋が探せないことや、どのように職を探せばよいかがわからないということ、つまりは“衣食住”に関してだと思いました。そしてその“衣食住”を得るために必要なのは“お金”、それを稼ぐために必要なのは“仕事”だと辿り着きました。そして外国人を助けたいという強い思いから外国人と仕事を繋げる仕事に就きました。
(前田)留学して良かった点を聞かせてください
(井出さん)英語力の向上などもありますが、一番は自分のやりたいことを見つけられたことです。
(前田)反対に留学をしたことでのデメリットを教えてください。
(井出さん)彼女に振られてしまったことですかね!(笑)
というのは半分冗談で日本食がなかなか食べられなかったことです。寿司などもあったのですが、場所も場所だったので新鮮なものが食べられるわけではなく、日本食のレストランはあったものの中国人が経営していて、、、本当に美味しい日本食は食べることができず、それが辛かったです。
(前田)最後に留学するにあたって大切なことはなんですか。
(井出さん)留学をすると就職に不利になるということがよく言われますが、言ってしまえばやりたいことも見つからずにだらだらと就活するよりも海外に行ってやりたいことを見つけたほうが断然いいと思います。ただ行けばよいということではなく、自分からどんどんとアクションをおこして日本人と絡みすぎないということが大切です。たまに日本人と話したりするのは気分転換になっていいと思いますけどね!
あとは行くからにはしっかり目標をもって、出来れば1年は行ったほうがいいと思います。
半年間だと英語が少し身についてきたかも!というところで終わってしまうのでその状態で日本に帰ってしまうとすべて0になってしまいます。もし短い期間で行くのであれば事前に英語をかなり身につけて行ったほうがよいと思います。
行くことは誰でも出来ますが何をするかは人それぞれです。とにかくどんどん外に出る。
行動力がとても重要だと思います。
<インタビューを終えて> 前田 柊
~思ったこと、感じたこと~
まず第一に留学に対しての興味、関心がとても強まりました。井出さんのお話は自分がこれから留学を考えるにあたってとても参考になるお話ばかりでした。
また留学を考えている人で特に将来像が明確でない人は細かいことを考えるより先に行ってしまうほうがいいということを学びました。井出さん自身も切り替えのきっかけにという理由で留学をされていて、やはりその時は目標などが明確でなくても留学先で受ける影響がかなり大きく、その経験がその後の生活や仕事にも繋がっているのだなと思いました。
この貴重なお話をこれからの自分の海外体験に活かしていきたいです。
~今後に活かしていこうと思ったこと~
やはり自分の中のどこかにうまくやっていけないのではないかということや、英語にまだまだ自身がないからうまくコミュニケーションが取れないのではないかなど小さな不安が多くあったのですが、そんなことを考えるよりも行ってしまうくらいの気持ちが大切だと思いました。そのように今後もっと井出さんに学んだ“行動力”をつけていきたいなと思います。
インタビュー実施日:2015/07/13
インタビューアーからのコメント
自分が留学を考えるにあたってとても参考になり留学への意欲がとても高まった。
井出さんは海外で自分の考え方が大きく変わるような経験をして今現在のお仕事に活かされていて、
深く考えるよりもどんどん自分からアクションをおこしていくことが大切ということを学ぶことができました。
インタビューアー:前田 柊