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インタビュー

日本人としてのアイデンティティーを確立できたNY留学

大澤 直美氏

2015年7月21日  31ページビュー
3年以上   アメリカ合衆国   大学  

【インタビューゲスト】 大澤 直美 さん

マイナビUSA・マネージャー
米CCE認定グローバルキャリアカウンセラー

高校卒業後ニューヨークへ留学し、現在はマイナビUSA(株式会社マイナビの米現地法人)でキャリア教育・グローバル人材育成に携わっている大澤直美さんに、留学後から現在に至るまでの経緯について伺いました。

留学中に苦労したことはなんですか?

━ 日本とアメリカとの環境の違いに苦労しました。アメリカでは日本人としての意見を求められることが多く、日本人としてのアイデンティティーを持つことがとても大切になります。私の中での「世界をよくしたい」という思いは「まずは日本を良くしたい」という思いに変わりました。留学中に苦労した経験は、私の心の転機となりました。

留学で1番印象に残っていることはなんですか?

━ 私は、留学前から世界平和などに興味があったので、憧れだった国際連合本部の内部にインターン生として入ったことが1番印象に残っています。しかし、夢にまでみた国際連合で活動できたことに喜びを感じた一方、違和感も感じました。働き方や仕事のスピード感などに、とまどいを感じたのです。この経験は、私に新しい考え方を与えてくれました。それまで、世界平和に貢献するためには国際機関に就職するべきだと考えていましたが、このことを受けて、民間企業であっても世界を良くするために働けるのではないか?と考えるようになったのです。そこで、民間企業と公営企業との両方で就職活動をしました。最初は、ニューヨークのコンサルティング会社に就職し、日本と外国の架け橋のような仕事をしていましたが、マイナビに転職し、今は留学生支援を行っています。

留学をしてよかったと思うこと

━ 留学中の実体験から、色々な考え方を持てるようになったことです。アメリカは価値観が多様なので、様々なタイプの人がいます。私は学生支援の際に、このことを大事にしています。就職活動の流れなど基本をおさえることはもちろん大事ですが、「1000人居れば、1000通りの生き方がある」というのを伝えることも大事にしています。

これからやりたいこと

━ 今までは、どちらかというと卒業を控えた留学生の就職支援など、留学の出口の方のお手伝いをしてきましたが、これからは留学 の入口の方のお手伝いもしたいと思っています。具体的には、留学を考えている学生さんへの偏見のない情報提供やカウンセリング、協定校以外の学校の紹介などを考えています。大切なのは、留学の先を見据えたうえで、どんな留学をするか決めることです。私はこれからも“日本を強くする”という気持ちを持って新しいことに挑戦していきたいです。

インタビュー実施日:2015/07/07

インタビューアーからのコメント

私もアメリカへの留学を考えているので、今回のお話はとても参考になりました。どちらかというと、私は型にはまりやすいほうなので色々な考え方を持つということを大切にしていきたいと思いました。そのためにも、色々な人との関わりを大切にし、今回大澤さんのような新しい出会いにも感謝して自分の成長につなげていきたいと思います。

インタビューアー:小泉 結香