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インタビュー

やりたいことをやりたいようにやる

米谷 崇志氏

2015年7月21日  47ページビュー
6年以上   ニュージーランド   高校  

インタビューゲスト:米谷 崇志さん(フリーランス)

高校生の時に、単身ニュージーランドへ留学。そのまま現地の大学に進学し、就職。日本に帰国後IT企業に勤め、現在はフリーランス(英会話講師、英語講師、留学支援、イベント企画・運営教育アドバイザー、育児アドバイザー、イラスト制作、名刺デザイン、映像制作など)として様々な分野で活躍中。今回のインタビューでは、現在の仕事に至るまでのお話をお伺いしました。

もともと英語が好きで、中学卒業後に留学を希望していた。しかし、親は反対した。代わりに親の言う『英語に強い高校』に入るように勧められ、言われるがまま入学した。ところがその高校で、自分と同じような英語好きがいなかったことなどから、『英語に強い』ことが実感できずにいたという。

高校2年生の終わりにハワイに1か月間短期留学をする機会があった。周りからは、「米谷ならいける!」「余裕でしょ!」などと言われていた。しかし、実際に現地高校の授業に参加すると全く対応できず、「これは留学しないとダメだ」と悟った。日本に帰国してすぐさま、空港に迎えに来ていた親に、留学に行きたいことを告げた。米谷さんのお父さんは厳しい人であったため簡単に許可は出なかったが、各国の為替事情や教育システム、行くのにかかる費用や斡旋業者等を調べ上げ、自分の熱意を伝え、何とか説得し留学に行く許可をもらった。当時ニュージーランドの為替が現在の半分程で、家計的にも良いということで、ニュージーランドに留学が決まった。

こうして、米谷さんは単身でニュージーランドへ留学することとなった。留学する際に、「パソコン関係のことを学ぶこと」と「留学は2年間」という親との約束があった。学校もホームステイ先も業者を通して指定してもらっていた。お金も親に用意してもらい、現地で生活しているときも誰かに決めてもらわなければ動かなかった。「親に言われてないから」と言う理由で何もしなかったのだった。

そんな日々を過ごしていたある日、ホストファーザーが怒ってくれた。「お前はやりたいことないのか!」「それはおかしくないか?」「自分の人生なのに人に決められていいのか?」と言われたそうだ。親でもない人に本気で怒られたのは初めてだったという。周囲を見ると、英語は喋れないが演劇をやっていたり、技術関係なくサッカー部に入っていたりと、みんなは誰かに言われるまでもなく、自分のやりたいことをしていた。それを見て、自分から何かすることは普通なのだということに気づいた。

その後、2年間という約束だった留学も、帰国せず現地の大学に進学。現地でそのまま就職し、数年後に日本に帰国。日本のIT企業で働くも、会社の方針が絶対で自分の意見が認められないということに違和感を覚えた。ニュージーランドでは自分の意見を積極的に言うことが当たり前だったので、会社・上司の命令は絶対に従うということができなかった。

あるとき米谷さんの奥さんに「やりたいこと、愚痴ってないでやればいいじゃん」と言われた。その日から自分のやりたいことをすることにした。絵を描いたり、子供に英語を教えたり、英語の講演会を開催するなど色々なことをやっていくうちに、それが仕事になっていった。やりたいことを、好きなことを実行することは楽しい。やりもしないで文句を言うくらいなら、自分の意見を持ち、失敗もあるがやりたいようにやることが大事なのだと、米谷さんは語った。

インタビュー実施日:2015/07/04

インタビューアーからのコメント

・印象に残った言葉
誰も止めないんだから自分のやりたいことをやっちゃえばいい。とにかくやってみる。

・今の気持ち、感じたこと、学んだこと。
私も、親に言われたことや先生に言われたことが絶対だという認識で19年間生きてきたので、米谷さんの言葉の一つ一つが心に響きました。これからの大学生活や、その先の人生では、自分の意思をもって様々なことに挑戦していきたいと思いました。

インタビューアー:伊藤 龍之介