インタビュー
インタビュー 〜台湾留学経験者〜
中田朱音氏
2021年8月1日 506ページビュー 6カ月以上 台湾 大学【留学体験の概要】
留学した時期・期間:2019年 9月〜4月 (コロナで強制帰国)
留学先(国、学校名):台湾・台北・SHIH CHIEN大学
学習内容:中国語、マーケティングの基礎
【インタビュー相手にとっての留学意義】
「なぜ留学しようと思ったのですか?留学にいたる経緯は?」
大学で中国人の友達が二人できたときにその二人の会話に入れなかったことから中国語を学ぼうと思った。また、ゼミでオフィスデザインについて触れ、もっと学びたいと思ったため。
「留学準備で苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
現地の環境などを知らなかったから荷造りが大変だった。また、現地についてから寮の住所などを知り、携帯の準備をしたので、行く前にすべきだった。
「留学前に不安だったことは?また、実際に留学に行ったら、どうでしたか?」
英語力などには自信があったし特に不安だったことはなかった。
「留学中に苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
中国語のリスニングに苦労した。中国語を聞こえるようになるまで3ヶ月、話せるようになるまで5ヶ月かかった。課題が多いことも大変だった。台湾北部は英語が通じず、なまりも強く、言いたいことを伝えるのが難しかった。
「留学で得たもの(メリットなど)は何だと思いますか?」
・留学先で出会った友人たちとの出会い。帰国後も連絡を取り合い、いつか一緒に仕事をしようとよく話している。
・他の国の人からどう見られているか知ることができた。責任ある行動を取ろうと思った。
・語学力が上がった。ヨーロッパ圏からの留学生も多かったので英語力も上がった。T O E I Cのスコアが100点上がった。また、韓国人のこと勉強し合い、韓国語も話せるようになった。
「留学が帰国後のキャリアや人生にどう影響しましたか?」
留学経験をキャリアに活かしたかったけど、活かせる職場に行けなかった。しかし、海外転勤をした時などに語学力を活かせる。また、会社内にアジア人が多いため、中国語や韓国語を使い会話ができる。また、マーケティングの基礎を学んだため、会社に入った時に知っていて当たり前の用語を身につけられた。
「今後留学を目指す学生へアドバイスをください」
留学に行けるようになった時に行きたい人はたくさんいるだろうから、チャンスを逃さないように今のうちから準備しておいた方がいい。準備しないといけない書類も多く、大学によって必要なスコアも違うからよく調べること。
「留学先で驚いたことは何ですか」
・レシートが宝くじ。ほとんどのお店のレシートは宝くじになっているので捨てないこと。結構な頻度で当選した。
・レンタルサイクルが至る所にあり、移動手段には困らなかった。
・ウォーターサーバーが建物内にたくさんあって、それを飲む。水道水は日本ほど質が良くないのでウォーターサーバーの水を飲む。
・日本のアニメが有名でとても人気があった。アニメのことで話しかけられることが多かったが、自身が知らなかったのでうまく話せずもったいなかった。だから、日本のアニメをたくさん見てから留学に行くべき。
・携帯を盗まれた。普通に持っていたら引ったくりに遭って盗られてしまったので貴重品は鞄に中にしっかりしまう。
インタビュー実施日:2020/11/26
インタビューアーからのコメント
「印象に残った言葉」
「日本人」という枠で見られる。他の日本人留学生の評判が悪いと、自分の評価も悪くなるから振る舞いに責任を持つ。
「お話を聞いて、感じたこと、学んだこと、今後行いたいこと」
文化の違いは話でどれだけ聞いていても実際に行くときっと驚くだろう。また、日本のように治安が良い国ばかりでないから危険な行動をしないようにしたい。
留学前にどれだけ勉強していっても、わからない単語があったりしてもっと勉強が必要になる。留学中はたくさん勉強しないとついていけなくなるから、勉強を頑張りたい。帰国後も留学経験を活かし、学びを続けていきたい。
インタビューアー:山中梨紗子(国際学部 国際地域学科 1学年)