インタビュー
出た方がもっと自分の国が好きになれる
中島 徹也氏
2018年12月13日 303ページビュー 1年以上 アメリカ合衆国「なぜ留学しようと思ったのですか?留学にいたる経緯は?」
ツアーコンダクターになるために英語力とコミュニケーション力が必要だったから。また、アメリカに行きたいという思いもあったから。
「留学準備で苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
・まず最初に苦労したことはお金を貯めること。もちろん親にも借りたが、自分でも貯めた。半年間、死に物狂いで稼いだ。
・一点でも多くTOEFLの点数を上げることに努めた。
「留学中に苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
・アメリカはとにかく宿題が多く、分厚い本をたくさん読まなければならなかったこと。特にリーディング力が必要だったから
・何でも自分でやらなければならなかったから車も中古車を買ったりした。また、保険に入るのも自分で選んだりしなければならなかった。とにかく自分でなんでもしなければならなかった。
「留学前に不安だったことは?また、実際に留学に行ったら、どうでしたか?」
・基本夢と希望しかなかったので、不安要素は無かった。だから逆に日本に帰ってこないんじゃないかと思った。しかし、少しは日本に帰ってきた後の就職については不安があった。
・実際行ってみて、寮ではではなくホストファミリーにお邪魔した。そのおかげで本場のアメリカの生活が体験できたし、リスニング力は格段にアップした。
「留学で得たものは何ですか?」
・英語面ではリスニング力、スピーキング力が鍛えられた。しかし、スピーキング力は日本でも話そうと話していれば鍛えられる。やはり、リスニング力は現地に行くことで格段と鍛えることができる、と実感した。
・同じ表現を使ってはいけないなと感じた。たくさんの表現を使うことが大事だと気づいた
「留学が帰国後のキャリアや人生にどう影響しましたか?」
・英語の勉強がすべてでは無いとわかった。どれだけ英語を学んでもネイティブの人からしたらたいしたことは無い。言いたい内容があることが大事である。だから、日本に帰ってきてから自分の英語が怖くなくなった。失敗することに怖さを感じなくなった。今そのことがあるからどうどうと偉そうに英会話の先生をやっている。
「今後留学を目指す学生へアドバイスをください」
留学したいなら是非すればいい。出た方がもっと自分の国が好きになれる。だからとりあえず行くにはTOEFLの点数を、より上げられるように努力することが大事。
インタビュー実施日:2018/07/25
インタビューアーからのコメント
「印象に残った言葉」
・「苦労はすべて楽しい」
・「成功しても失敗しても失敗である」
「お話を聞いて、感じたこと、学んだこと」
初めて個別でじっくりと留学体験の話を聞くことができた。私が特に印象的だったのは、先生が留学に行く前に不安要素はほとんどなく、むしろ楽しみで仕方なかったという話だ。先生はもともと自分は他の人より英語ができる自身があったというからそのポジティブな気持ちでいられたのかもしれないが、本当にすごいなと感じた。自分ももし留学することになったら、前向きに挑戦したいと思った。また、留学する際は、コミュニケーション力を向上させるために是非ホストファミリー制度にしたいと感じた。
インタビューアー:柏美羽 (国際観光学部国際観光学科1学年)