インタビュー
何をするにもやっぱり言葉が大事
佐竹 絵美氏
2018年2月20日 107ページビュー 3カ月以上 アメリカ合衆国 大学「なぜ留学しようと思ったのですか?留学にいたる経緯は?」
元々ロックが好きで、歌詞を翻訳しているうちに英語が好きになったこと、また外国の雰囲気を味わってみたいから
「留学準備で苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
留学先へのお土産、また浴衣などの日本文化を紹介するためのもの、さらにそれに伴う国際交流時に紹介する日本文化を紹介する内容
「留学中に苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
病気になり、現地の病院に行ったときに処方された薬が強くすぐ眠くなってしまったことなどから、病気になったときがすごく大変
また、現地で銀行の口座を開くこと
ホームステイの当たりはずれ
授業によって校舎が違うから移動しなきゃいけないのに、交通機関が整っていないので、みんな自分の車を買って移動していること
「留学前に不安だったことは?また、実際に留学に行ったら、どうでしたか?」
自分の語学力が通じるかどうか、自分の意思をしっかり英語で伝えられるかどうかが不安要素だった
実際に行ってみると、自分が思ったより伝えることが出来なかったので、そこは悔しかった
「留学で得たものは何ですか?」
ネイティブの人だけでなく、いろんな国から留学生が来るので、いろんな文化に触れることが出来たこと
またアメリカの歴史を知ることが出来たこと
そしていままで自分がどれだけ勉強不足だったかを痛感できた
「留学が帰国後のキャリアや人生にどう影響しましたか?」
帰国してすぐはダンスに関わる仕事をしていたので生かす場面が無かったが、今こうして英会話教室を開いて子供たちに自分の海外での経験を話せていることは、自分にとってはプラスになる
「今後留学を目指す学生へアドバイスをください」
ハードルがあり、語学面はもちろん、経済力や忍耐力がないと厳しいので、留学経験のある人から様々な話を事前に聞いて対策を打つ
また短期で行くのか、向こうの大学に通うのかにもよって準備しなければいけないことも変わってくるので、その大学の特色などを自分で調べることも大切
インタビュー実施日:2017/07/23
インタビューアーからのコメント
「印象に残った言葉」
何をするにもやっぱり言葉が大事。自分の意思など、伝えたいことを伝えるのは大変で、それを一番伝えられるのは、誰に対しても言葉だから、英語はしっかり出来るようにする。
このお話を聞いたとき、すごくその通りだな、と強く感じました。もし言語が通じなくても、ある程度のジェスチャー、ボディーラングエージで通じる時があるかもしれません。しかしそれでも限界はあって、その時一番自分の主張を伝えることができるのは、言語を通した時なのだと感じることが出来ました。
「お話を聞いて、感じたこと、学んだこと」
お話では、苦労したこと、つらかったことなど、留学をすることの大変さを強く感じることが出来ました。しかし、そのような話を伺っている時、常に生き生きしたように話される様子を見て、自身の留学経験が本当に有意義で、楽しかったことが窺えました。経験の中でお話にあったのが、外国の方の社交性でした。とくにアメリカ人は一人でも他の見ず知らずの方にも話しかける、すごくフレンドリーな方だと聞きました。これは、日本では先ずありえないことだと思います。日本人はどこか、お互いのことを同調意識をもって認識しているところがあると思います。言葉を発せずとも阿吽の呼吸で通じ合えると思っているところがあると思います。しかし、外国人はお互いの主張などは言葉にしないと通じないということを理解していると思います。このことが、外国人の性格に少なからず反映されていると思います。
国際社会である今、異国間交流で通じ合えることがとても大事なことであることは言うまでもないと思います。その中で、英語を話せることはとても武器になります。英語も言語なのでただのツールと言ってしまえばそこまでですが、グローバルイングリッシュと言われるぐらい、国際的なツールになっているのは間違いありません。
それらを踏まえて、私は英語を習得し、自分の意見、主張を伝えられるコミュニケーション能力を異国間でも発揮できるよう、社交性が高いといわれる英語圏に留学したいと今まで以上に考えています。自分の意思を、自分の言葉で、英語で伝えられることは、今後のキャリアにとってプラスになると考えるからです。また、自分の留学経験を誰かに伝えられるくらい有意義な留学をしようと思います。
インタビューアー:竹内 蓮(東洋大学)