インタビュー
自分の人生を創るのは自分しかいない
川居 美玲氏
2018年12月13日 378ページビュー 1年以上 アメリカ合衆国 専門学校「なぜ留学しようと思ったのですか?留学にいたる経緯は?」
幼いころから海外で働くことが夢で、その夢を叶えるために留学することが近道になると思ったから。また、留学することで語学面だけでなく生活面でも良い刺激になると思ったから。
「留学準備で苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
英語力を上げること。そのためにTOEFLの点を少しでも高く保つように勉強した。
また、speaking listeningを鍛えるために、日本に来ている留学生の友だちと過ごす時間を多く取るように努めた。
「留学中に苦労したこと、工夫したことは何ですか?」
言葉の壁。いくら留学前に英語を学んで高め準備をしても日本にいるネイティブの先生や留学生は比較的聞き取りやすい英語でゆっくり話してくれていたため、いざ留学し、現地生と話をするとスピードが速かったり、言葉の言い回しだったり、慣れるまではついていくのに必死だった。また、海外で現地生の中で一緒に授業を受けることができるレベルにまで英語力を上げるだけでなく、授業に積極的に参加するために、予習と復習に時間を費やしたり、教授のオフィスに通ったり、チューター制度を利用するなどした。授業では、発言する機会もあったので、その時は割り切って恐れずに自分の思いを伝えるように努めた。また、一日一日で小さな目標を決めて、小さな「できた!」を増やすように心掛けた。
「留学前に不安だったことは?また、実際に留学に行ったら、どうでしたか?」
正直、留学に行く前に不安はなかった。むしろ期待の方が大きく、もし何かあってもどうとでもなんとかなると思っていたし、実際いってみると何とかなるものだった。
「留学で得たものは何ですか?」
行動する大切さ、自主性、英語力などを得ることができた。
「留学が帰国後のキャリアや人生にどう影響しましたか?」
私の中で“英語”はキャリアや人生の軸として考えるようになった。英語を使って日本と世界を繋ぐ人になり、英語を使って人生やキャリアの幅を広げたいと思い行動をして、キャリアを形成・就活をするようになった。留学を通して、少し世界を知ることができ、世界と繋がることの楽しさを身をもって実感することができたと思う。この留学経験が、これからの人生も世界と関わり続けていこう、という素敵な思いを生み出してくれたのだと思う。今も英語を使って日本と世界を繋ぐ仕事に就くことができているが、留学生活と英語は私にとって人生の幅を広げてくれるツールであり、これからも人生の幅を広げ続けたいと思う。
「今後留学を目指す学生へアドバイスをください」
留学は案外大きな壁だと思うかもしれないけれど、そんなに大きな壁でもないし、一歩踏み出して是非留学に行ってほしいと思う。長ければ長いほど良いけれど、期間に関係なく国籍や文化の違う人と話をして、生活を共にして、感じることは本当に多いと思うし、人生でのターニングポイントになると思う。日本に住むだけの人生ではなく、世界を見て人生の幅を大きく広げて欲しいと心から思う。自分の人生を創るのは自分しかいないから、だからこそ少しでも多くの経験をして成長し続ける人生を選んでほしいしその一歩として留学はとてもいい機会になると思う。大学生の時に是非、日本の外の空気を肌で感じて下さい。
インタビュー実施日:2018/06/18
インタビューアーからのコメント
「印象に残った言葉」
「自分の人生を創るのは自分しかいない」という言葉が印象に残りました。人生は一度しかなく、また自分の人生は他人のものではなく自分自身の為にあるということを改めて考えさせられました。
「お話を聞いて、感じたこと、学んだこと」
美玲さんとは、私が高校時代に経験したホームステイ先で知り合った方です。今回はメールでインタビューをさせて頂きましたが、高校時代に聞くことができなかったエピソードを今回知ることができ、とても嬉しく思っています。1年間の留学をするにあたり、日本にいる間からたくさんの準備をし、留学中もたくさん努力をされていたと聞き、それが今、海外で働きたいという幼いころの夢に近いお仕事をされているきっかけになっていると思いました。私は、自主性や行動力が自分の人生において欠けていると思っています。何をするにも受動的で積極性が足りないといつも思うのですがなかなか自分から行動するということができません。しかし、授業でのゲストスピーカーさんのお話や今回美玲さんからお話から、自分の人生を変えるチャンスは大学生である今しかないように感じました。
よって、少しの行動力を持って留学を経験して様々な考えを知り自分の人生を再確認したいと思います。
インタビューアー:佐藤 華湖 (社会学部メディアコミュニケーション学科2学年)