留学のすすめ.jp

Invitation to Study Abroad

Disseminating the Impact of Study Abroad
Inter-generational Knowledge Transfer

インタビュー

自らの留学経験を生かして地域社会に貢献する女性

若月 さおり氏

2016年8月31日  68ページビュー
フィンランド   大学  

【インタビューゲスト】 若月 さおり さん(東北大学文学部OG)
東北大学の交換留学でフィンランドのオウル大学に留学した若月さおりさんにお話を伺いました。
(学生)—留学中に自分自身の考え方など、何か変わったと感じられたところはありましたか。
それは物事の意味を自分なりに考えるようになったことです。きっかけは留学中にInternational Food Festivalに参加したことです。そこにはいろいろな国の人がおり、料理も豊富で自分の取り皿の中はまさに“グローバル“そのものでした。しかし気がついて周りを見渡してみると、同じ国同士の人たちで固まって食事をし、その国の言葉で話している、という状況が広がっていました。その場を見てから“インターナショナルやグローバルという言葉は本来何を意味するのか“ということを考えるようになりました。そして私は私なりの答えをみつけ、その考えは今の自分の職業に就く上での重要なポイントになりました。これらの経験は物事について自分なりに考える大切さを私に教えてくれました。
 
(学生)—では、留学中に将来のキャリアや就職について何か考えていましたか?
実は留学中にはキャリアや就職についてはあまり意識していませんでした。留学中は、フィンランドでしかできないことをしようと決めていたからです。留学中、その時にしかできないことを精一杯やろうと努めていました。そして帰国後に就職については考え、就職活動に取り組み始めました。初めのうちはせっかく留学したので英語を使いたいと思い、グローバルな民間の企業への就職を考えていました。しかし違和感を感じ、先ほどいったように自分なりに“グローバルという言葉“や”留学したからこうあるべき“という価値観を捉え直して考えました。その結果、世間の価値観には囚われることなく英語はツールとして使って行けば良いもので半官半民が自分には合っている、という結論に至りました。そして現在は自分の納得する職場で自分なりの形で世界に関わりながら、仕事をしています。
 

インタビューアーからのコメント

●印象に残った世界とつながるキーワード
・自分なりの正解を見つけ、世界と関わっていく。
●お話を聞いて、感じたこと、学んだこと。今の自分とつなげて、思うこと。
インタビューを通して「大学に入ったから、留学をしたから、こうしなければ、こうならなければいけない」など日々このような価値観を耳にすることが多いな、と気がつきました。そしてこれらに縛られることはなく、自分にとっての「正解」を見つけることの必要性も十分に感じました。
そして今後大学生活を送っていく中で、それを実践していきたいと思いました。

インタビューアー:田中 萌花 (東北大学 文学部 人文社会学科 1年)

インタビューアーからのコメント

●印象に残った世界とつながるキーワード
・「こうあるべき」に対して自分なりに考えて自分にとっての「正解」を見つける。
●お話を聞いて、感じたこと、学んだこと。今の自分とつなげて、思うこと。
私は今まで「こうあるべき」というものには深く考えずに従って生きてきて、自分でも自分は「こうあるべき」だと決めつけているところがありました。しかし若月さんのお話を聞いて自分の周りの「こうあるべき」について自分なりに考えることと自分がどういう人間なのかをしっかり考えることの重要さに気がつくことができました。

インタビューアー:髙田 美保 (東北大学 文学部 人文社会学科 1年)